------  傑作映画館  ------


 E.T.(原題:
E.T
   監 督 :スティーブン・スピルバーグ
   出 演 :ヘンリー・トーマス、ドリュー・バリモア、
   ジャンル:SF
   1982年  アメリカ


 伝説の映画ですね〜!
 
注)以下、ネタバレだらけです!

【あらすじ】
 良い宇宙人と子供の話です。
 植物のサンプルを採取に来た地球外生命体=E.T. の円盤が森の中に着陸します。
 それを察知した男達がやって来た時円盤は無事逃げるのですが、一人離れて、街の明かりを見て感嘆していたE.T. だけ取り残されてしまうのです。

 10歳のエリオット(ヘンリー・トーマス)はチョコレートをエサにしてE.T.を保護し、お兄ちゃんのマイケルや妹のガーティ(ドリュー・バリモア)にも紹介し、一緒に暮らすうちに心の繋がりが出来ていきます。
 ハロウィンの日に兄弟はE.T.を森に連れて行き、彼は周りの物で作った通信機で救助信号を発信しますが、兄弟とはぐれ小川に落ちて瀕死の状態で見つかります。
 マイケルがE.T.を家に運びますが、ちょうどその時宇宙服を着た政府の役人や科学者達が家に侵入してきます。
 科学者や医者は寄ってたかってE.T.を蘇生させようとしますが、彼はみるみる弱っていき器官が停止し科学者達は死んだものと思います。
 でも、エリオットが一人にしてもらってお別れをしている時、突然E.T.がよみがえります!
 エリオットは兄妹やお兄ちゃんの友達と協力して大人たちの追跡を振り切り、E.T.を森に連れてくるとそこにE.T.の仲間の円盤が迎えに来るのです。
 兄弟はE.T.と最後のお別れをして、円盤は離陸するのです。


【感想】 
 子供向けだと思うんですけど、大人も楽しく見る事が出来ます。
 私は随分と大人になってからこれを見ましたけれど、充分楽しめました。
 大人の医者たちがE.Tを死なせた時はマジで怒ってたし、大人の追跡を振り切って自転車が空を飛んでいくシ−ンでは本当に泣きそうなくらい感動していました。
 あまり時代を感じさせない今でも楽しめる作品です。



今考えてみると、E.Tって結構グロテスク?

 小さかった妹役のドリュー・バリモアは、人生いろいろあったようですが今も活躍中ですね。
 エリオット役のヘンリー・トーマス(機関車トーマスみたい!)も、比較すると地味ですがずっと俳優らしいです。
 一方で関連商品は失敗作が多く、日本ではバンダイが大損、アメリカではクソゲーを作ったゲームメーカーがつぶれたそうです。
 
 


  2018.10.    ................ 傑作映画館の目次ページへ